2025年も残りわずかとなりました。
今日は2025年を振り返るとともに、来年についての動きについて触れてみたいと思います。
この2025年は、下半期は特にブランドとしての動きがなかなか出せなかった1年だったかなと思います。
上半期はラウンジブルゾンの新色である、ライトグレーをリリース。ラグランスリーブでゆったりとシルエットであるにもかかわらず、襟のデザインや尾州ウールを用いた上品な雰囲気が顧客様を中心に支持を頂いており、リピート頂くことが多いアイテムの1つとなっています。

またネクタイをすることが難しい日本の夏を見据えて、新作であるドレスポロをご提案しました。GIZAコットンをブレンドしたカノコ生地のため、しなやかで上品さのある表情とドライなタッチが特徴的。

ベーシックなホワイトに加えて、動きのあるヘザーグレーとグリーンの3色でご提案しました。

そして定番ともなっているDRĒIPSのリネンシャツ。今年はグレーを混ぜたような、シックな色あいを中心に4色で展開。

昨年はホリゾンタルカラーでのご提案でしたが、今年はワイドスプレッドカラーにてご提案を致しました。色に関しては顧客様からのご評価も高く、全色お買い上げ頂いた顧客様も数名ほどいらっしゃいました。

本当に、本当にありがとうございます!

これに対して下期ですが、残念ながら予定をしていた商品の販売が間に合わず、新作をリリースすることができませんでした。事前に問い合わせを頂き、楽しみにしていた顧客様、大変申し訳ありませんでした。
実はジャケットとシャツ、そしてパンツの開発を同時に進めていたのですが、思いの他、パターン等の修正が重なってしまったことや、縫製工場が混みあっていることから、年内にリリースを考えていた商品の展開が間に合いませんでした。
それでも年末には待望となる新作のラウンジジャケットを受注生産方式にてリリース。日本最高峰の1つである尾州ウールの葛利毛織工業製のウールを用いて、若きビスポーク職人に縫製を担当頂いたアイテム。ゴールドのメタルボタンを採用し、ブレザーのようだけれども、もっと気軽に、軽やかに着用頂けるリラックス感のあるジャケットとなっています。

またラウンジジャケットにあうような、シャツの新モデルも開発。詳細は後日記事を公開致しますが、DRĒIPSのブランドコンセプトである「Relax with Elegance」を、これまでとは異なるアプローチで解釈をしてゼロから開発した自信作となります。既に量産には入っていますが、発売は春先となる予定です。

そして来年はラウンジジャケットや新作のシャツにあうようなシルエットのパンツもリリース予定です。

ただパンツはまだ量産体制への準備が整っていませんので、次期については未定となっています。

ただ、2022年のブランド立ち上げ以来、夢に見ていたジャケットとシャツ、パンツというトータルでのスタイル提案が、ようやく2026年に実現できそうです。

※2026年はAIも活用してゆきたいと思います!
これもひとえに、名もなき、小さなブランドであるDRĒIPSをご支援、応援頂いた皆さまのおかげだと思っています。
本当に、ありがとうございます!

2026年も少しずつではありますが、芯の通った、本質的なモノづくりを追求し、「Relax with Elegance」を体現してゆければと考えております。本年も本当にありがとうございました。また来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、良いお年をお迎えください。
2025年12月30日
DRĒIPS