DRĒIPSのアイテムは、MADE IN JAPANにこだわっています。
企画、開発はもちろん、生地も、縫製も、全て国内の工場、職人によって仕立てられています。

DRĒIPSがMADE IN JAPANにこだわる理由は、2つあります。

1つ目は、日本のモノづくりの緻密さ、繊細さ、素晴らしさを、我々日本人、そして世界中の方々にも知って頂きたいから。

そして2つ目は、そんな素晴らしい日本のモノづくりの伝統と技術を、次の世代にも残していきたいと本気で考えているからです。

昭和のはじめである1930年代には、日本の綿織物の輸出量は世界最大であったと言います。しかし、モノづくりにおける最大のコストの1つである人件費は経済成長とともに上昇し、生産地、そして縫製工場はこれまでの歴史が証明しているように、人件費の安い地域にとって代わられるようになりました。

綿織物の生産や縫製工場も、その多くが国外へと移転し、現在工場を経営されている方々にお話を伺うと「あと何年(事業を)出来るのかは正直分からない」と言う言葉も返ってきます。

そのような状況下においてDRĒIPSが生産地のために出来ることは2つ。

「継続的に生産(生地の購入)や縫製の発注をする」ことと、「少しでも高い単価で生産・縫製を依頼すること」です。特に、少しでも高い単価、換言すれば適正単価で生産・縫製を依頼、生地を購入することはとても大切なことだと感じています。

実際、生産地が直面している大きな問題は、後継者不足です。

職人仕事は、得てして技術の獲得に長い時間がかかります。そして給与も決して高いとは言えず、若い方々にとって魅力的な仕事の選択肢ではないことが多い状況にあります。

現在はコロナ禍による海外からの輸入が不安定になっていることや、円安の影響によって生産を国内へ戻すと言う動きも一部ではあるようですが、需要の減少によって縮小化を余儀なくされた工場の人材は、一朝一夕には戻らないのです。

若い方が誇りを持って、そして魅力的な仕事の選択肢の1つとして国内の繊維業界を選ぶことが出来るように。DRĒIPSも微力ながら貢献していきたと考えています。

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